スペインでセマナサンタ(イースター週間)を体験しました!【スペイン留学・バスク州】
皆さんこんにちは!スペインバスク州に留学中の大学生、まめちきです☆
今回のブログでは、セマナサンタについて少しご紹介しようと思います!
セマナサンタとは…?
日本はそろそろゴールデンウィークが始まるころだと思いますが、スペインをはじめとしたキリスト教国家(ローマ・カトリック教会)ではセマナサンタ(Semana=週、Santa=聖・イースター週間)という期間が4月ごろにあり、私には土日を含めて10日間ほどの休暇がありました。
セマナサンタというのは、日本ではあまり耳なじみのない言葉かもしれませんが、英語や日本語では、イースター(聖週間)と言います。
クリスマスが【イエスキリストの誕生】をテーマとしたイベントであるのに対し、セマナサンタは【キリストの死と復活】をテーマとしたイベントです。キリストの受難、死、そして復活を祝う行事で、例年3月22日~4月25日までの間の8日間の間に行われます。そして、スペインのセマナサンタは、プロセシオン(Procesión)という聖行列で有名です(*^^*) 特にスペイン南部アンダルシア地方・セビーリャのプロセシオンはとても見応えがあると言われています。いつか見に行ってみたいです!
セマナサンタの日程は…?
セマナサンタの日程は、年や都市によって違いがあり多少前後するようですが、バスク大学では4月14日(木)~24日(日)までの10日間が授業も休みになりました。
ヨーロッパ圏の留学生の友人の多くは実家(それぞれの母国)に戻って家族と過ごしていたようです。
セマナサンタを理解するための重要な曜日とは…?
JUEVES SANTO(聖木曜日)
最後の晩餐とイエスによる洗足式(足を洗うキリスト教の儀式)を祝う日
JUEVES SANTO(聖金曜日)
十字架にかけられたイエスの死と聖母マリアの苦しみが記憶された日
SÁBADO SANTO(聖土曜日)
イエスの聖墓と地獄への降下が記念された日
DOMINGO DE RESURRECCIÓN, DOMINGO DE PASCUA(復活の日曜日)
イエスの復活を祝う日
バスク州・ビトリアのプロセシオン(聖行列)の様子をご紹介!
プロセシオン(聖行列)では、普段は教会の中にあるイエスキリストと聖母マリアの像が山車に乗せられ、伝統的な衣装を着た人々(Costaleros、コスタレロスと呼ばれています)がその山車を引いて街中を歩きます。
私は今回、現在留学中のバスク州・ビトリアのセマナサンタの1日目(聖木曜日)と2日目(聖金曜日)のプロセシオンを観に行ってきました。コロナウイルスの影響もあり、2019年以来の2年ぶりの開催だったそうです。
何枚か写真をご紹介しますね♪ 伝統的な衣装を実際に目にしたときは、少し怖い…(._.)という印象を受けました。が、衣装を身にまとっている人の気持ちを考えると、怖くはないですね(笑)
【プロセシオン1日目】
奥に見える時計台のあるところが教会です。1日目は、その教会に向かっていくつもの山車が引かれていきます。
【プロセシオン2日目】
日本にいては経験できなかった貴重な経験をすることができました(≧▽≦) 5年ほど前にコスタリカでのセマナサンタも経験したことがありますが、それともまた違い、同じキリスト教国家でもそれぞれの伝統に違いがあることが興味深いと感じました♪
今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました(^^)/