まめちき日記

2021年9月~スペイン・バスク州に留学していました♪

偉人ゆかりの地を巡り、芸術に触れる1日♡【バリャドリード編・2日目】

皆さんこんにちは!スペイン留学中のまめちきです☆

今回も前回に引き続き、バリャドリード編・2日目】をお伝えします♪ まだ前回の記事をご覧になっていない方は、ぜひ下記からご覧ください!

chikikun.hatenablog.com

 

 

朝食を食べにカフェへ★【Coffee Chager】

2日目は、ホテルのチェックアウトを済ませ、荷物だけ預かってもらい近くのカフェへ行きました。このカフェは"Coffee Charger"という名前だったのですが、店名の通り充電できるコンセントが各席についていました!

ショーケースには美味しそうなパンがずらり!

ナチュラルオレンジジュース、ジャムトースト、カフェラテを注文★ (3,2€)

スペインのカフェでは、店内で絞ってくれるオレンジ100%のおいしいジュース(Zumo de naranja)が飲めるので、現地へ行かれた際はぜひ注文してみてくださいね🍊

セルバンテスの家 (Museo Casa de Cervantes)

通りに面したところにセルバンテスの家はありました

セルバンテスという作家はご存知ですか?かの有名なドン・キホーテの作者です。とはいっても日本人にはドン・キホーテという店名の方がなじみ深いかもしれませんが(/ω\) ちなみにこのお店の由来は、セルバンテスの『ドン・キホーテ』に由来するそうですよ!

バリャドリードの街のお土産屋さんの前には、必ずといっていいほどドン・キホーテの像を見かけます。

 

スペイン語豆知識💡

ディスカウントストアとして知られている「ドン・キホーテ」ですが、よく「ドンキ」と略して呼びますよね!しかしこの呼び方、スペイン語の観点から見ると少し違和感があるんです。なぜかというと…ドン・キホーテ』(Don Quijote)Don=男性名の前につける敬称(日本語だと~氏とか~さんにあたります)、Quijote=キホーテという名前だからです。つまり、セルバンテスの『ドン・キホーテ』はキホーテという男性をが出てくる物語である、ということがわかります。

とはいえ、日本のドンキはやはりドンキと呼んでしまいますよね(笑)以上、豆知識でした☆

 

さて、少し話が逸れましたが本題に戻ります。

今回訪れた【セルバンテスの家】は、セルバンテス(1547~1616年)が数年間暮らした家だそうで、実際に使われていた家具や書斎の様子を見学することができます。そして、この家に住んでいた1605年にセルバンテスは『ドン・キホーテ』の前編を出版したそうです。

門をくぐるとこんな光景が広がっていました

建物内への入場料は3€でした。ご覧の通り、かなり大きな家で、セルバンテスは兄弟や親戚、知り合いとともにここで過ごしていた時期があったそうです。

セルバンテスの生涯がつづられているパネル

室内の様子

セルバンテスの自筆の手紙(複写)なども展示されていました。

中庭もありました!

この写真のそれぞれの彫刻は、それぞれ『ドン・キホーテ』のある場面を表現しているそうです。
セルバンテスもこの中庭や入り口近くの噴水を観ながら過ごしていたのだ、と想像すると、本当に感慨深いものがありました♪

セルバンテスの家の公式HPのリンク】

https://www.culturaydeporte.gob.es/museocasacervantes/en/portada.html

 

コロンブス博物館 (Casa Museo Colón)

さて、セルバンテスの家を満喫した後は、次なる偉人「コロンブス」の博物館へ向かいました。学割で入場料は1€(一般2€)でした。

クリストファー・コロンブス (1451~1506)はイタリア出身の商人ですが、スペインから資金援助を受けて新大陸を発見するなど、スペインにもゆかりのある人物です。そしてこのバリャドリードの街で1506年5月20日に生涯を終えたそうです。

入り口に到着!

建物の外観

博物館内の様子

コロンブス博物館は4階建てでコロンブスについてや、大航海時代のことについて学べるような展示が充実していました。じっくりと見ているとあっという間に時間が過ぎていきました。

コロンブスに関連した建物などのマップ

建物の外には船が!

船の後ろに見えるのは…

"AQUÍ MURIÓ COLÓN" (コロンブス、ここで死す)との文言が。

コロンブスバリャドリードで亡くなったことを表す碑もありました。


国立彫刻美術館 (Museo Nacional de Escultura)

なにやらひと際目立つ建物が…

さて、あっという間に午後になっていましたが、14時に一度閉館するということだったので国立彫刻美術館へ向かいました!入場料は学割で1,5€(一般3€)でした。

かの有名な『キリストの埋葬 (Entierro de Cristo)』(ピンと来ない方はぜひ検索してみてください)をはじめ、本や教科書で見たことある!という作品が数多く展示されており、圧倒されました★

作品は撮影していませんが、美術館の建物自体もとても魅力的だったのでご紹介しますね(*^^*) もともと15世紀に神学校として建てられた建物だそうです。

入り口の繊細な装飾に目を奪われてしまいますね

不思議な形…!

イサベル様式が特徴的

展示品だけでなくその魅力は建物自体にも♪

14時に閉館するまで、じっくりと見学することができました(≧▽≦)

公式HPはスペイン語でしか表示がなかったので、公式Youtubeのリンクを貼っておきますね!美術館の雰囲気や展示品を覗いてみたい方は見てみてください★

youtu.be

素敵なおじさまに話しかけられた話

美術館を出ると、急に『こんにちは!』と日本語でスペイン人のおじさまに話しかけられました。私のことを日本人だとわかったことにまず驚きましたが、数年間京都に住んでいたことがあった方で、『一人旅気を付けながら楽しんでね。』と言ってくれました!一期一会の素敵な出会いがありました✨

 

街をぶらぶらしながら昼食探し!

14時を過ぎお腹が空いてきたので、何を食べようか考えながら街歩き。外観が素敵なカトリック教会を発見。

Parroquia de Santa María Magdalena

バルが集まる中心地

バルが集まる中心地はお昼時なので、多くの人で賑わっていました。行ってみたいバルがあったのですが、人気過ぎて待ち時間が長そうだったので断念。結局スペインは全然関係ないけれども、空いていたメキシコ料理店へ☻

ブリトー(?)とポテト、ビールを注文!(5,95€)

ビールも飲んでエナジーチャージ完了!!

 

パティオ・エレリアーノ・スペイン現代美術館 (Museo Patio Herreriano de Arte Contemporáneo Español de Valladolid)

帰りのバスの時間までまだ時間の余裕があったので、現代美術館に行ってみることにしました。入場無料でした。

美術館の外観

内部の様子を少しご紹介します(^^ゞ

雑誌や写真の切り抜きから構成されている大きな作品

サークルの全てが木の枝や幹で形成されていました

中庭に座る大きな石像

小さなおじさんたちの集い(私が勝手に題名つけているのであしからず(..))

美術館の公式HPのリンクを載せておくので、興味のある方はご覧ください。

Museo Patio Herreriano de Valladolid | Museo de Arte Contemporáneo Español

 

2日間のバリャドリード観光が終了!

あっという間に2日間が過ぎ、バリャドリードともお別れです。洗練された街並みと歴史的な人物や建物、美術品に触れ、充実した2日間になりました。

バリャドリードのバス停に向かう道中に撮影!

ブルゴスのバス停での待ち時間に軽食を取りました(3,9€)


18時頃にバリャドリード発のバスに乗りました。途中ブルゴスで乗り換えがありましたが、無事にサラマンカバリャドリード旅行】を終えることができました(^^)/

今回の旅行記、いかがだったでしょうか?旅行したのは今年1月だったのですが、このブログを書きながら私自身も旅行を振り返り懐かしい気持ちになっています。私のブログを読んでくださっている方に、少しでも私の楽しい気持ちが伝わっていたら嬉しいです♪

 

長くなってしまいましたが、今回も最後までご覧いただきありがとうございました!