まめちき日記

2021年9月~スペイン・バスク州に留学していました♪

【コロナ禍での渡航①】日本出国からスペイン入国まで。(羽田空港⇒シャルルドゴール空港⇒ビルバオ空港)

今回は日本を出国してからスペインに入国するまでの体験を書きたいと思います。私の備忘録を兼ねていますので、かなり長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただけると嬉しい限りです。

私の留学先であるバスク州ビトリアという都市までは、日本からの直行便がないため、羽田空港HNDを出発し、パリ・シャルルドゴール空港(CDG)を経由して、スペイン北部のビルバオ空港(BIO)まで向かう必要がありました。

ビルバオ空港からビトリア、そして滞在先までの経路はまた別の記事でお話します!

 

①【羽田空港】飛行機の出発まで

まず、羽田空港第3ターミナル羽田空港の第1・第2ターミナルは国内線旅客ターミナルだそうです。)へ向かいました。家族に車で送ってもらったのですが、空港の周りってかなり入り組んでいるんですね、空港に無事に辿り着けるかドキドキでした(笑)出発の約2時間前に空港に到着しました。

私の出発日は、東京2020パラリンピック大会の閉会式を翌日に控えていたこともあり、パラリンピックの選手団だと思われる外国人の方々や関係者の方の姿も見られましたが、羽田空港自体は夜の便だということもあり、閑散としていました。

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私の愛犬ちきくん☆と羽田空港の様子

到着後、まずは手荷物(スーツケース)をカウンターに預けます。(事前にオンラインでチェックインは済ませています。)

今回の出発にあたっては、手荷物を預ける列に並んでいる際に、「パスポート・ビザ・新型コロナウイルス予防接種の証明書」の確認が行われました。

自分の順番が来ると、各自指定された番号のカウンターへ行き、係員の方の指示に従って、自分の手荷物をコンベアの上に乗せ、計量してもらいます。私の荷物は30kgでした。

☆預け入れ手荷物についての記事はこちらをご覧ください。

chikikun.hatenablog.com

手荷物の預け入れが終わった後は、両替所にて3万円ほどユーロに両替。金額の大きなユーロ札は現地到着後の公共交通機関の利用等に不便なため、なるべく細かくしてもらうようにお願いしました。

その後機内持ち込み手荷物を確認!私のパンパンなリュックサックの中身を少しでも減らそうということで、家族に手伝ってもらいながら荷物の整理をしました(笑)

そしていよいよ保安検査へ向かいます。家族一人ひとりとハグを交わし、涙のお別れをしました。約10カ月間会えないのは寂しいです…保安検査場に入っても姿が見えなくなるまで振り返っては手を振りました!ここからは本当に一人です。

保安検査が終わると搭乗ゲートへ向かいます。搭乗ゲートで係員の人の指示に従い、パスポートの顔写真ページと搭乗券をすぐに提示できるよう準備し、無事に搭乗。飛行機もほぼ定刻通りに出発しました。

 

②【羽田空港⇒シャルルドゴール空港】

羽田空港からパリのシャルルドゴール空港までは、約11時間30分のフライトでした。機内食は計2回。出発後1時間ほどしたときの夕食、シャルルドゴール空港到着の1時間ほど前に出された朝食でした。以前フランスへ渡航した際にエールフランス機内食がとてもおいしかったという記憶があり、今回の機内食もとても楽しみにしていたのですが、一人旅の緊張と不安と寂しさで、ほとんど味がしませんでした。残念(-_-;)…なんとか完食しました。

覚えている範囲で一応メニューを書いておきます。

夕食:鮭のフライがメイン、野菜と穀物のサラダ、チーズ、パン、デザート

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エールフランス機内食(夕食)

朝食:ハムとチーズのパイ、果物、パン、ヨーグルト、オレンジジュース

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エールフランス機内食(朝食)

途中で、フランス政府から要請されているという連絡先等を記入する用紙が配布され、記入しました。私の隣の席(隣、といっても3列席なので真ん中の席は空席)、そして通路を挟んで隣に座っていた人たちはおそらくペルー人の方で、スペイン語で会話をしていました。隣のおじさんがペンを持っておらず困っていたので、私のボールペンを貸してあげようと思い、私がスペイン語で話しかけると、日本語で『ありがとう!』、と返され、なんともシュールでした(笑)

そのペルー人のおじさん、機内が寝静まったころ、イヤホンをしていたつもりなのかわかりませんが、スマホで大音量で音楽を聴き始め、CAさんが来る始末。私も目が覚めてしまいました(笑)

そんなこんなで、映画でも観ようかと思ったのですが見る気にもなれず、空港到着後の導線を確認したり、寝ては起きてを繰り返しながらの時間を過ごしているうちにシャルルドゴール空港に到着しました。

 

③【シャルルドゴール空港⇒ビルバオ空港】

シャルルドゴール空港に到着したのは予定時刻よりも少し早い朝4:30ごろ。乗り継ぎ時間は4時間半ほどでした。電光掲示板で自分のフライト番号とターミナルを確認します。ゾーンが開くのを1時間ほど待ち、その間は空港の無料Wifiを使って、家族や友達に連絡をしたりしていました。無料でWifiが使えるのは大変ありがたかったです。

ゾーンが開いた後、入国審査へ。「シェンゲン協定」加盟国(スペインやフランス等のヨーロッパ諸国)が目的地の場合、最初に入国するフランスで入国審査が必要です。パスポートの顔写真とマスクを外した顔を確認してもらい、スタンプをもらって完了。フランス入国の際に必要になるかもしれない書類として「誓約書」があったのですが、必要なかったようで、すぐに審査は終了しました。

次は保安検査へ。PCや化粧品をリュックサックから出したりする作業があり、少し手間取りましたが、無事に終了。

案内に沿ってターミナルへと向かいます。搭乗まではまだ2時間以上時間があったため、お手洗いを済ませたり、椅子に座って休憩したりして時間を過ごしました。

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シャルルドゴール空港のお手洗いの様子。利用者がフィードバックを3段階でフィードバックできるボタンがついていました!

搭乗時刻前になると、スペイン入国に必要な申告書等の確認が行われました。そして無事にビルバオ行き飛行機に乗りました。3列×3列のそこまで大きくない飛行機だったため、ほぼ空席はありませんでした。シャルルドゴール空港からビルバオ空港までは約1時間半ほどの短時間のフライト。機内食は一度の軽食のみ。クロワッサンとコーヒーをいただきました!

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エールフランス機内食(軽食)

うとうとしていると、きれいな山々と海が見えてきてワクワクしました。窓側の席の特権ですね^^

あっという間にビルバオ空港に到着しました。ビルバオ空港はそこまで大きい空港ではありませんが、緑に囲まれた綺麗な空港でした。ロストバゲージにはなっていませんように…とお祈りしながら荷物の受け取りに向かい、便名の書かれたところで待機していましたが、一向に出てきません…まさか!と思い奥の方のコンベアへ向かうと、自分の乗っていた便名ではないところに自分の荷物が流れているではありませんか…!(笑)理由はよくわかりません。荷物を受け取ると、職員の人にどこから来たかを聞かれ、日本から来たと答えると、スーツケースをコンベアに乗せるように言われ、軽く検査されました。とりあえず受け取り成功☆ということで出口に向かいました。

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ビルバオ空港に到着

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!私の備忘録も兼ねていますので、かなり長くなってしまいました。旅にはハプニングがつきものと言いますが、それも含めて楽しめるようになりたいな、とこのブログを書きながらふと思いました。

日本を出てからビルバオ空港到着まで約20時間!私の長旅はまだまだ続きます(*^^*)